鳥と実

山に登り、鳥になごみ、手仕事をして暮らしたい

【山旅・鳥旅】レンゲツツジが咲く八島湿原~霧ヶ峰(2023年6月) - Day2

今年6月に訪れた霧ヶ峰ハイクの記録2日目です。

前日、予定外にリフトを使わずに下ったおかげで棒のようになった足も、一晩寝たらまた歩ける状態に戻りました。
2日目は朝の白樺湖畔を鳥探しをしながらスタート。オオヨシキリやジョウビタキ、キセキレイなどに会えました。朝の水辺は清々しくてよいですね!

池ノ平ホテルの向かいに大きいローソンがあります!
おにぎりや地元の飲むヨーグルトを買いました♩
 

白樺湖から車山へのハイキングルート

白樺湖ボート乗り場の近くからビーナスラインに向かう車道をうねうねと登っていくこと10分くらい?。ビーナスラインに合流したら右手斜めに入っていくハイキングルートの入り口があります。

入り口は草が茂っていて、そんなにわかりやすくはなかったかも。
標識を見逃さないように~
 

ビーナスラインと並走するようにトラバースしていく道で特に見所はないのですが、途中、振り返ると白樺湖を一望できる眺めのよい場所がありました。

その後も分岐はなく道なりに登っていくと、車山高原山麓リフト乗り場の少し上の辺りで、リフトを使わずに登るハイキングルートと合流します。ここまで1時間くらいだったかな?(計測しておらず。曖昧ですみません)

まだリフトの開始前だし、今日歩く蝶々深山へはリフト山頂駅から少し後戻りする必要があるので、このまま歩いていくことに。

ここからは道標もしっかりあり、両脇にレンゲツツジが咲く見晴らしのよい道が続きます。作業車両が入るためか斜度もきつくなく、道幅が広くて足元には小石が敷かれた道です。カッコウが鳴いて、ノビタキが飛び交う朝のハイキングは気持ちいい♩

2日目は蝶々深山と車山湿原を歩きました

そうこうする内にリフトが動きはじめ、ハイカー達でにぎわってきました。
蝶々深山へは歩きやすいなだらかな登山道。途中からは木道になりました。枝先でさえずるホオアカや、鳴きながら飛んできて岩にとまったビンズイを見れました。蝶々深山の手前で登りになりましたが、それほど長くは続かずに到着。

その名の通り蝶々が飛び交う楽園を期待するも1羽もおらず…。でも、小高い山頂は広いスペースがあって休憩にぴったり。ちょっと早いけど、遠く北アルプスの山並みを眺めながらおにぎりをほおばりました。

その後、蝶々深山を元来た方に下り、分岐を曲がって車山湿原へ。このルートはコバイケイソウが見頃で、みずみずしい色のコバイケイソウが車山の谷一面に広がる景色はとても素敵でした。遠くには槍ヶ岳も小さく見えます。(写真には映っておらず…)

ノビタキやホオアカもたくさんいました。アナグマもいたようなのですが、残念ながらニアミスで出会えず。アナグマ見たかったな…。
蝶々深山と車山湿原コースはなだらかで歩きやすい道でした。前日の沢渡からの直登の岩ゴツゴツの登りは結構大変だったので、今度行く時は車山から蝶々深山と物見岩を経由して八島湿原に下っていくコースも試してみたいです。

↑ ノビタキと、ころぼっくるひゅって。斜めに走るのがハイキングルート。

最後だけ下りのリフトに乗る

車山肩から山頂までの巻き道はやっぱり結構長い。小石ザラザラの路面も歩きにくいんですよね。横を走るビーナスラインから響き渡ってくる車やバイクのエンジン音も気分があがらない原因の1つ。やっぱりこの道好きじゃないなぁと思いながら登り切り、リフトの山頂駅に到着。

今度こそさすがにリフトを利用することにして、整理係のおじさんから片道切符を買って乗車。片道1600円か。結構高いなぁと思ったのですが、やはり歩くのとは雲泥の差。文明の利器のありがたさを感じつつ、あっという間の下山でした。

リフト中腹駅のレストハウスでソフトクリームを食べたら大変おいしかったです!確か長門牧場のものだったような?(間違っていたらすみません…)
 

帰りは車山高原バス停から乗車して、茅野駅に戻ってきました。
2日ともお天気に恵まれて、存分に歩き回った初夏の霧ヶ峰。
大満足の山旅となりました。

Trail Data

車山標高1925m
ルート: 白樺湖 → 車山山麓 → 蝶々深山分岐 → 蝶々深山 → 車山湿原 → 車山肩 → 車山山頂
26,727歩、19.2km (Yamapがなかったので歩数計のデータ)

車山高原SKYPARK RESORT 展望リフト
https://summer.kurumayama-skypark.com/lift-2

車山高原ハイキングマップ
https://summer.kurumayama-skypark.com/hiking


アルピコ交通バス 白樺湖・車山高原線
https://www.alpico.co.jp/traffic/local/suwa/shirakabako/

最後までお読みいただきありがとうございます。
山歩きの参考になればうれしいです。