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いよいよ夏山シーズン本番。昨年の燕山荘に泊まった際に試したアイデアが我ながら大当たりだったので、今回は山小屋の寝床スペースで快適に過ごすためしている荷物整理の工夫や手近にセットするアイテムを、燕山荘を例にまとめてみました。 (※燕岳の山行記録も現在執筆中)
これから山小屋デビューしてみたい方や、まだ慣れずに試行錯誤している初心者の方に向けて、山小屋で快適に過ごすために使えるヒントが1つでもあればうれしいです

燕山荘を例に解説
間取り図
燕山荘は規模が大きい山小屋で、本館・別館が連なり、最大収容人数は650人 (※現在は半分以下に制限)。部屋の構造は、窓の有無、ロールスクリーンや衝立の仕切り、2段ベッドの部屋などバリエーションがあるそうです。ちなみにTOPの写真が燕山荘です。
今回私に割り当てられた寝床は、通称「蚕棚」と呼ばれる2段ベッドが並ぶ広い空間。板壁で仕切られた3人用スペースの間がロールスクリーンで仕切られていました。運よく下段の右端 (下図3の寝床) で、窓ありの明るい場所でした。

スペース内は全員女性でしたが、体育館のような広い空間は男女混合。何となくのイメージですが、私が泊まったエリアは通路の左右で男女に分けていて、自分の並びは女性ばかり、通路をはさんで反対側にはご夫婦やカップルなどが多そうでした。

実際の写真

こんな感じです。お布団を敷いたら余白はほぼなし。ちなみにお布団はシングルベッドサイズではなく、幅の狭い山小屋仕様です。芋虫のように横向きで丸くなり寝返りも多いタイプの私は、ロールスクリーンを越境しないようにできるだけ板壁側にひっついて就寝。
レイアウトの工夫
左右はお布団ぴったりですが、上下には若干余裕あり。そこで、あらかじめ頭の上に15センチ程スペースを空けてお布団を敷き、そのスペースにスマホやヘッドランプ、化粧ポーチ、飲み物ボトルやごみ袋など、必要なものを並べます。

リュックは脚元側に枕と平行に配置。予備の着替えやレインウェアなど使わない物をリュックに残し、上に脱いだウェアを畳んで置きます。寝る時はその上に脚を乗せるとむくみ防止にもなり一石二鳥。なおロールスクリーン側にリュックを置くと、いつの間にかロールスクリーン越しに越境することがあるのでご注意を!(お隣さんのリュックが進出してきたのでムギュゥゥと押し返しておきました…笑)。

なお小屋によってリュックの置き場所にルールがある場合もあるので、受付時の説明をよく聞いておきましょう。通路に置かない、逆に通路に並べて寝床に入れないなど色々あるようです。また雨で濡れている場合は、山小屋に入る前にてぬぐいなどでサッとふき取ってから入館するといいと思います。濡れたままお布団の上に置くのは絶対NG。
レインカバーがいい仕事を!
前から小屋泊用に細かい物をガサっといれて枕元に置くための底が広いスタッフサックがあれば便利かもと探していましたが、なかなか決めきれずにいました。
こういう底広タイプのスタッフサック ↓
細かい物が多い山道具はケースや蓋がよく消える…。布団に巻き込んだか?と、狭く薄暗い寝床で捜索するのは難儀だし、ガサゴソが続くと周りのご迷惑にも。
そんな悩みを解決したのが、必ず持っていくのにめったに出番がないレインカバー。もしかして使えるかも?と閃き、今回試してみたところ大当たりでした。
レインカバーの使い方
自分の寝床に上がり込んだら真っ先にレインカバーを取り出し、脱いだ手袋や、受付で渡された紙類、支払い後に手近のポケットに突っ込んだサイフやらを全部レインカバーの中にぽいぽい入れていきます。レインカバーの素材は滑りがいいので、そのままスーッと引きずって枕元のスペースへ移動させ、その後お布団を敷きます。続いてリュックから出した小さめの物などもレインカバーの中へ。

こうしておけば、「あれが見当たらないっ!」となっても、レインカバーの中を漁れば見つかるはず。
周囲のゴムで脇が立ち上がり中身がこぼれにくく、ちょうどいい開き加減が視認性よし。大き目サイズでたっぷり受け止めてくれるのもいい。

出番がないものを持ち歩くモヤモヤも解消し、スタッフサックを買い足す必要はなくなりました。今後はレインカバーで行きます!
可愛いレインカバー
ところでミレーのレインカバー、可愛いのがあるのご存じですか?前から気になっていたのが、種類が増えてる?ナキウサギが欲しいなぁ…。赤系だから雨・霧でも目立ちそう。
ミレー フォトレインカバー20/25L用
ミレー フォトレインカバー30/40L用
鳥好きの皆様!大きいサイズはシマエナガです!
その他あると便利なもの
ゴミ袋用のジップ付き袋
ちなみに上の写真でポリ袋にゴミを入れていますが、ガサガサ音がうるさいので基本NGです。いつもはジップ付き袋をいくつか持っていきます。食べ物関係のにおいや液体が気になるゴミを入れるのとは別に、ティッシュや化粧品の小袋などを捨てるためのゴミ袋を1つ手近に置いておくと便利。
ジップ袋の開け口を表側に1回くるっと折り返しておけば、間口が開いたままになるし自立もするので使いやすいですよ。
枕に巻くタオル
今まで泊まった山小屋はたいてい清潔な枕でしたが、顔に直接触れるので自分のタオルを巻いておくと気持ちよくリラックスできます。もちろんてぬぐいでも。夏山だと寝る時に寒いことは少ないので、お布団は上までかけずに脱いだフリースを上半身にかけてます。こちらも首元が私物だと心地よい。
写真で巻いている青いタオルは、木曽駒で買った限定のライチョウ柄のMOKUタオル。薄いけど肌触りがよくてお気に入り。
こちらの記事で書いています ↓
通常版のMOKUタオルはこちら ↓
MOKUタオルは他の山小屋やお土産屋さんでもよく限定デザインを見かけるので、お気に入りを探してみても。白馬八方で売っていた白馬村キャラクターの村男柄もちょっと欲しかった…。
アイマスク
就寝対策に耳栓はよく聞きますが、私はアイマスクを持っていきます。山小屋によっては通路に常夜灯がついていたり、非常口の緑の看板が灯っていたり。たまたま照明が目に入る寝床で、カーテンも寸足らずで防げない場合、気になってなかなか寝付けないことがあります。また消灯前に寝たい場合にも使えるので、必ず持っていくように。逆に耳栓は頭が痛くなるので持ちません。
いつも手近にセットしておくアイテム
私はたいてい以下のものを手元に置いています。ご参考まで…。
- スマホ:ミュート設定。マナーモードのブルブルは本人以外はとても気になる
- ヘッドランプ
- 貴重品
- お水:意外と夜中に喉が渇く
- ティッシュ
- ゴミ袋
- ハンドクリーム、リップクリーム
- 常備薬と目薬:調子が悪いと感じたら、後回しにせずすぐ対処
- 手鏡:目の異変や顔の痒みなどを確認
- てぬぐい:何かと使える。ハウスダストでムズムズした時のマスク代わりにも
参考になることはありましたでしょうか?これは正解、これは使わなかったなど、何度か泊まる中で少しずつ自分が快適に過ごせる方法が定着してきました。自分にとっての必携品のカメラと双眼鏡が重いので、今回のレインカバーのように1つで2通り、3通り…と活用できるアイデアが見つかるとうれしいですね。まぁ、自分の体重を減らすのが最も有効なULだとよく言いますが…。汗

最後までお読みいただきありがとうございます。山登りの参考になればうれしいです。
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