【編み物】冬の野鳥観察に向けてあたたかいニット帽を編みました

これからの寒くなる季節に備えて、シンプルなニット帽を編みました。
お気に入りができあがったので、冬の野鳥観察や低山ハイクで使うのが楽しみです。

先日の信州旅行で、荷物に突っ込んでいった手編みのニット帽を久しぶりにかぶったら、洗濯後に縮んでしまったようで小さかったんです。

仕方なく編み直すことにして、帰宅後に毛糸在庫をガサゴソ探したところ、お宝発見！　セールで買ったものの使っていなかったカシミヤ糸がありました。量もちょうど足りそうなので、この糸のゲージに合いそうなパターンを探すことに。

※記事の最後にデータをまとめています

Ravelryで見つけたNorthern Tauridsに決定

手元の本にはピンとくるものがなく、Ravelryをチェック。最近ずっと使っていなかったので、アカウント消されているかも？と思いましたが、ちゃんと開きました。
イメージはティートンのこんな感じ。

いい糸なのでシンプルな編み地がいいなぁとスクロールしていたら、ちょうど良さそうなパターンがありました。
Irina Revoさんの「Northern Taurids」です。

パターンはYouTube

Freeのリンクをクリックすると、意外にもYouTubeが開きました。PDFをダウンロードするものだと思っていたら、最近はこういうケースもあるんですね。
帽子の編み方の他に、作り目のチュートリアルも用意されていました。英語なので編み図も欲しいなぁと思う部分もありましたが、動画をスロー&リピート再生で何とかなりました。

初めての1目ゴム編みの作り目。これはいい！

作り目は「Italian cast on for rib 1x1」。

Italian cast on for rib 1x1とは、「1目ゴム編みの作り目」のことだそう。
いつもは日本のテキストによくある普通の作り目なので、のっけから未知のテクニック…。とりあえずチュートリアルを見ながら真似してみるも、40センチ輪針に作り目していくとグルングルンになってしまって訳がわからないことに。やり方はわかるんですが、目が数えられないし、ねじれまくり。
うむ。無理だな…。
ほどきながら、次第に大きくなる普通の作り目でいいんじゃない？という脳内からのささやき声と戦いつつ、一旦お茶の時間に。

棒針に作り目したら上手くいきました♩

気を取り直して、輪針でなく2本棒針を使って目を作っていく作戦に変更。これで目数のカウントはクリア。
続いて1段目は輪にせず往復編みの要領で編んでいくので、編み進める側の右手に輪針を持って目を移していったところ、編み地1段分があるので目も多少落ち着き、ねじれを戻す作業がしやすくなり、何とかItalian cast onができました。
あとは普通の1目ゴム編みなのでサクサク進みましたが、何だか作り目の段がボヨって美しくない。結局、練習も兼ねて一度ほどき、作り目に使う棒針のサイズを2つ落としてみたらいい感じになりました。