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昨年夏の燕岳遠征の第3回記事がなかなか書き進まず、気分転換にこんなものを作ってみました。
山小屋の洗面所で使うための細々したアイテムを入れて肩掛けできるようにした洗面グッズ用ポーチです。100均Seriaで見つけた「2つ折り3ポケットポーチ」というメッシュポーチをリメイクして作りました。
山小屋の洗面所って朝と消灯前の時間が特に混み合いますよね。歯磨き中の人は一歩下がって磨き、うがいする時だけ蛇口を譲り合って使ったり、洗面台周りも物が置けるスペースが少ないことが多いです。洗面の後トイレに寄って戻ったら、自分の物を一時置きした場所に別の方がいて、すんません、すんません、と言いながらピックアップしたり…。
無印良品の「吊るして使える洗面用具ケース」も便利そうだけど、荷物を軽量化したいため、ここまで立派じゃなくて何かいい物はないかなぁと前から物色していました。
セリアの「2つ折り3ポケットポーチ」

見つけたこちらのポーチは、開いた状態で約11×19.5cm。お値段110円のため、ペラっと薄くて軽いのが逆にいい。本体+メッシュポケットが2つの計3ヶ所のポケットがあります。こちらのグレーの他にミントグリーンとパープルのスモーキーカラー3色展開。

ボタン留めで2つ折りにたためてコンパクトになるため、皆さん様々なアイデアで使いこなしている人気の商品で、在庫切れの場合もあるようです。


リメイク後の洗面ポーチとその中身

両手を離して作業できるようにパラコードで肩掛けストラップを付けました、左側に元々付いているタブと、右側はメッシュ部分を利用して取り付けています。普通の柄が長い歯ブラシを持っていくので、ポーチは2つ折りにせず縦長のこの形で使うことにしました。

ポーチの中身
中に入れる物はこんな感じ。

右上から
- suicaペンギンのジップ袋に芯を抜いたトイレットペーパー
- 個包装のクレンジング等
- 歯ブラシ
- 無印のアイブローペンシル
- 柄を外した無印のコーム
- 雑貨屋さんで買ったワンちゃんの鏡
- ワセリンリップ
- ローション
- フェイスパウダー用ミニパフ
- フェイスパウダー
- フェイスクリーム
洗面の際にトイレに寄ることも多く、紙切れでOh NO!!とならないようにトイレットペーパーもついでに入れました。山小屋では歯磨き粉を使えないことも多いので、とりあえず抜いています。右下の個包装は入れるとこんな感じ、という参考に置いてみました。

上記の物が全部収まり、パラコードの強度も大丈夫そう。前面のポケットは下側の方が若干小さく、鏡は下側だとチャックが閉まりませんでした。

裏面

2つ折りで使わないことにしたのと、留め用ストラップの縫製が悪く裏糸がクモの巣状態だったため、やり直しついでに180度向きを変えて下に移動しました。ボタンで開閉してちょっとした物が吊るせるようになり、手ぬぐいを垂らしたり、コップを引っかけたりできそうです。
糸をほどいたら生地の針穴が目立ってしまったので、目隠しに手持ちのタグを付けました。


リメイク方法
以下に簡単にリメイクの方法を記載しておきます。
使用したアイテム
- ポーチ本体
- 3ミリのパラコード (2.5m程度?)
- Dカン
- 針穴隠し用のタグ

パラコードについて

【編み方】
肩掛けストラップにしたパラコードは、長さ調節ができるスライディングノット Sliding Knot という編み方にしました。またファスナーの引き手もつまみやすいようにプルタブを付けました。こちらはマシューウォーカーノット Matthew Walker Knot という編み方。
WEB上に様々な編み方が出ているので、練習がてらいくつか試して決めました。静止画のレシピより動画の方が断然わかりやすかったです。YouTubeで「パラコード 編み方 長さ調節 ストラップ」などの検索ワードを入力すると色々出てきますよ。

【入手先】
今回は何かに使おうと在庫していたハンドクラフト用パラコードを使用しましたが、セリアなどの100均や手芸用品店のほか、モンベルでも売っていました。モンベルの物はハリがある硬めの素材で、編む際に引き締める力がいるのと結び目が大きくなりがちだったので、100均や手芸用の物の方が扱いやすく感じました。
ハンドメイド用パラコード
3mmで作りましたが、ちょっと細い気もしたので4mmでもいいかもしれません
ほつれ止めのために切断面を火で溶かす行程があり、火の取り扱いに十分注意しました。慣れないとちょっと怖いかも
取りつけ金具について

今回は軽さと金具の存在感が出ないようにDカンを使用しました。Dカンを取り付けるには別途ハンドクラフト用の小さいペンチが2つ必要になるため、より手軽に仕上げるにはダブルリングやナスカン、小さめのカラビナなども使えると思います。
強度を上げるため、メッシュの穴は1つだけに通すのではなく複数をまたぐようにしています。


ボタン留めストラップとタグの加工
ポーチ本体を切らないように注意しながら糸を外していきます。リッパーがあると便利です。外れたら下に移動してボタンを留め、位置決めしたらマスキングテープで仮止めして手縫いで縫い付けます。縫い方は強度を出すため返し縫いを2段にしました。外した部分の針穴が目出つので、タグをまつり縫いでとじ付けて完成。

狭いポーチの内側に手を入れて縫うので、慣れない方は難しく感じるかもしれません。面倒な場合は、ボタン留めストラップを取り外しただけにしてワッペンなどを貼り付けてもよさそうです。ワッペンも100均で手に入ると思います


オマケ: 洗面ポーチのパッキング
ちなみに洗面用のポーチは、いつも着替えを入れたスタッフサックの中に一緒に収納しています。お風呂に行く時は着替え袋ごと持ち出せばいいので準備に手間取らないし、大浴場に着いてから忘れ物したー!!ということにもならず便利です。
着替えはリュックの底の面積を意識した形状にたたみ、上に積み重ねていきます。最後に洗面ポーチをぽんと乗せたら、空気を抜きながらスタッフサックの紐を絞って完了。


リュックに収める順番は、一番下にツェルト→レインパンツ→着替え袋にしています。ツェルトもレインも付属の袋には入れず、こちらもリュックの底面積サイズに畳んでいます。レインの上は防寒や風よけで着る機会があるので取り出しやすいリュックの上部に。雨予報の日はレインの下も取り出しやすい場所に入れています。
スタッフサックは色展開が好みだったEXPEDを使っています。2タイプあって、Ultraという軽量素材の方を愛用中。モデルチェンジしたみたいで、たぶん後継製品はコレかなぁ?
EXPED - Stuffbag Ultra Cord Drybag
軽量モデルで巾着タイプの方
EXPED - Drybag Ultra
軽量モデルでカッチャン留めタイプの方。サイズは他にもあり
EXPED - Drybag Versa
しっかり生地のタイプ

最後までお読みいただきありがとうございます。山登りの参考になればうれしいです。
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