
年明けから何かと整わず、この日曜になってようやく2026年最初の登山をしてきました。ギリギリ2月中に山始めができたぞ!と思っていたら、もう3月1日でした…。

今年の山始めに選んだ山は、秩父にある美の山。秩父鉄道の駅から2時間かからずに登れる山で、頂上には桜やつつじ・アジサイなどの花の樹がたくさん植えられ、車でもアクセスできるため、花の時期にはにぎわう山です。

美の山にはGWの新緑シーズンに1度登ったことがあり、登山道の左右からピョーピョーと響くアオゲラの声が印象的でした。冬にはどんな鳥がいるのかなぁと興味があり、そろそろ冬鳥も終わる時期ですが登ってみることに。
美の山はこんなところ ↓
記事の最後にデータをまとめています。
美の山までの行き方
秩父鉄道の和銅黒谷駅または親鼻駅からがメインのルート。どちらの駅からも車道歩きは20分ほど。他に皆野駅からも登れるようです。和銅黒谷駅からのルートでは、途中に日本最古の流通貨幣「和同開珎」の遺跡があるので、歴史好きの方にはおまけのお楽しみも。


ルートについて
美の山の標高は587mで、蓑山とも表記されます。1度目は親鼻駅からのピストンだったので、今回は和銅黒谷駅からのピストンを選択。両ルートを登ってみた感想は以下の通りです。なお親鼻ルートで登ったのは5年ほど前なので記憶が曖昧です。また当時と状況が変わっている可能性もありますので、参考程度にしていただけると幸いです。
和銅黒谷ルート (累積標高約500m)
- 中程度の斜度のまぁまぁな登りが休みなくずっと続き、途中にベンチや岩など座れる場所はなし
- 落葉樹の樹林帯をつづらに登り、眺望なし
- 冬は落ち葉に埋もれた小石で滑りそうになるので、特に下りはしっかり踏む
- 登山口までの道標は見逃しそうなものがいくつかある。取りついてしまえば分岐のない一本道で、踏み跡に入り込まないように注意すればOK
親鼻ルート (累積標高約440m)
- こちらも樹林帯で、特に眺望はなかったような…
- 和銅黒谷ルートよりは斜度が緩やかで、気楽なハイキングコース
- 丸くツルツルした石が敷き詰められた区間があり、ここは滑って歩きにくい
- 登った季節の違いもあると思いますが、左右に綺麗にシダが茂り、足元も少し湿り気があったと記憶しています
- 途中で一旦車道をまたぎ、その先にあった倒壊しそうなベンチ広場で一息入れました
- 美の山山頂の手前で園地に入るので、そこからは整備された快適な遊歩道歩きが楽しめます
今回登った時の印象だと、親鼻側から来る人のが多い様子。ちなみに快晴の日曜でしたが、和銅黒谷ルートでは上り下りとも数人にしか会いませんでした。下りきったところで会ったグループの方は、親鼻~和銅黒谷の周回コースのようでした
和銅黒谷駅からのルート解説
和銅黒谷駅の改札は1ヶ所で、駅を出て真っすぐ進み信号を渡ったら左折。すぐにセブンイレブンがあり便利。なお駅にはキレイな水洗洋式トイレが2つ(女性用)。その先は山頂までありませんが、聖神社に回れば観光トイレあり。セブンの先に右に入る道標がありますが、裏面を向いているので見逃さないように。その先の聖神社を参拝してからでも登山口方面にのびる道路があります。

そのまま道なりに進むと坂道になり、小さな橋を渡り和同開珎碑が建つ遺跡へ続きます。遺跡を見物後は、いったん来た道を少し戻り、車道に上がります。車道に出たら右折。

右折してすぐに左側に入る道標がありますが、こちらも目立たず見逃しがち。ここで間違わなければ、あとは見つけやすい道標を目印に登山口に取りつけます。




登山道は大部分はすれ違いOKな程度の道幅でつづらに登り、階段は山頂間近で少し出てくるだけ。冬~春は落ち葉で登山道が不明瞭になりがちなので、たまに立ち止まって前方を確認しながら進みます。つづら折りが終わり空が近くなってきたら一旦針葉樹の間を進み、残り0.4KMの道標までくれば車道のガードレールが見え、ほどなく山頂へ。



美の山公園

和銅黒谷ルートで登ってくると、展望台などがあるメインエリアに到着します(上の写真では左側のピンクに塗られた部分)。親鼻ルートの場合は、マップが切れていますが右端にある「みはらし園地」から入るので、メインエリアまではしばらく園内の遊歩道を歩くことになります。
メインエリアにある案内所と売店は冬季閉鎖中。山頂のトイレは使えて、きれいな水洗でした(和式/洋式)。予想外に暑くて汗をかいたので冷たいポカリでも飲もうと思ったら、自販機も中止していたのでご注意ください。駐車場の方面の道沿いに植えられたロウバイがちょうど満開で、大好きな爽やかな香りを漂わせていました。

展望デッキからは、霞んでいましたが雪をかぶった赤城山や男体山まで見渡せました。着いた時は暑くてポカリが飲みたかったのに、一息ついたら風が冷たくてすぐにジャケットを羽織りました。ポカポカ陽気といえども、やはり秩父まで来ると山の空気に変わるなぁと実感。

ベンチや東屋が点在
広い園地には、展望広場にテーブルとベンチ、樹木園の中にも東屋が点々とあり、人もまばらな園内は座りたい放題。中央付近の花の森でおあつらえ向きの東屋を見つけてお昼休憩に。まだ冬景色の花の森は、葉を落としたたくさんの桜の木が1ヶ月程先の開花を控えて立ち並ぶのみ。日曜だというのに訪れる人が少ないのもうなずけます。



出会った鳥さんたち
昼休憩の後は、園地をぐるりとひと回り。まず目指すのはもちろん、マップで見つけた「小鳥のさえずる森」。当然ながらまだ小鳥はさえずっていませんが、冬枯れの森に映えるアカゲラに会えました。この看板にある中では、ホオジロ・シジュウカラ・ヤマガラが見れて、カケス・ウソ・ルリビタキは声だけ聞こえました。

その他は、マヒワかアトリなのか、10数羽の群れが飛んでいくのが見えましたが確認できず。針葉樹の上の方からキバシリやキクイタダキがいそうな声が聞こえたのですが、高いところを見上げる体勢が続かずあきらめモード…。




立派なキツツキの巣穴もありました。コゲラより大きそうだし桜の生木なのでアオゲラかなぁ?ちなみにサルノコシカケが生えているところは内部が腐ってきている部分なので、生木でも穴を掘り進めやすいのだそう。園地の植生は、広い芝生、背の低い灌木、桜やクヌギ?などの落葉樹、杉などの針葉樹と色々な環境があるので、鳥の種類も多そうな感じがしました。

ジリジリと陽射しが強い昼間だったためか鳥の気配はとても少なく、今回はあまり出会いがなく終了。残念な結果に終わりましたが、花でにぎわうシーズンとは異なり、冬季閉鎖期間の美の山は人影も少なく空いている印象。次回は冬鳥本番の真冬に来てみたいです。真冬は状況により積雪や凍結の恐れがあるので、その点を見極めながら時期を選ぶと良さそうですね


美の山標高587m
ルート: 秩父鉄道和銅黒谷駅 → 美の山 → 和銅黒谷駅
標準コースタイム約2:30、累積標高差約500m
美の山公園ハイキングマップ:
https://www.pref.saitama.lg.jp/b0504/minoyamakouen-top/map.html
最後までお読みいただきありがとうございます。山登りの参考になればうれしいです。
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