
冬の野鳥観察で訪れた銚子のおすすめ探鳥エリア4選の後編です。前編では銚子漁港に近い2つのエリアをご紹介。今回の後編では、大海原と水平線の景色が楽しめる犬吠埼と、懐かしい風情が残る港町の外川~屛風ヶ浦への海沿いウォークについて綴ります。
探鳥に適していると感じた4つのエリアをご紹介。アクセス方法や風景、時間帯、出会った鳥の写真などを交えてお伝えしますので、海沿いバードウォッチングの参考になりましたら幸いです。すべて公共交通機関と徒歩で移動OK。すこし離れた外川・屛風ヶ浦間はウォーキング感覚で楽しめます
探鳥に適した4つのエリア(再掲)
冬の渡り鳥としてやってくるカモメのほか、海ガモや海沿いで暮らす小鳥たちの観察を楽しんだ銚子旅。野鳥がいそうで、かつ歩いて観察するのに向くエリアとして以下の4つを選びました。
- 千人塚と夕陽に映える広場
- とんび岩と一山いけす
- 犬吠埼と君ヶ浜
- 外川港~屛風ヶ浦

前編(エリア1・2)はコチラからどうぞ 👉 ★
昨年の記事もご参照くださいませ ↓

3. 犬吠埼と君ヶ浜
真っ白な灯台に水平線。波打ち際での海鳥観察に、カフェや買い物も楽しめる


世界灯台100選にも選ばれた白がまぶしい灯台がシンボルのエリア。灯台の周囲には遊歩道が巡らされ、暖かな海沿いを感じる常緑の木には元気なメジロたち、岩礁に降りれば波しぶきがかかる岩場でイソヒヨドリやハクセキレイを間近に観察できます。沖の彼方には飛んでいく何かの群れ。背中が白く見えたのでカモメかなぁ?




灯台広場にある犬吠テラステラスは海の幸や新鮮な野菜、千葉県産の味覚などのお土産品が充実。解放感が気持よいカフェや展望テラスもあり、買い物をしたり海を眺めてひと休みするのに最適でした。



灯台の入口脇から足元を一周すると海上がよく見渡せます。大海原に点々と浮かぶ海鳥は遠く、8倍双眼鏡では飛ぶ姿でカモメ、カモ、ウの類かが判別できるくらい。カンムリカイツブリもたくさん混ざっていたようでした。

灯台に向かって左手に広がる浜辺は君ヶ浜。階段を下りて砂浜をずっと歩くことができ、ちょうど飛んできたシロチドリにも会えました。
アクセス: 「銚子」駅より銚子電鉄「犬吠」駅下車、徒歩約7分
おすすめの時間帯: 終日。日本一早い初日の出のスポットとしても有名
出会った鳥: イソヒヨドリ、シロチドリ、ミユビシギ、タヒバリ、クロサギ、ジョウビタキなど
4. 外川港~屛風ヶ浦
風情ある港町をのんびり散策。カモメや海ガモにも出会いたい

4つ目のエリアは少し離れた2つのスポット間をウォーキング感覚で楽しみます。
スポットその1は、銚子電鉄の終点「外川」駅から歩く外川港。昔ながらの民家と漁港の町並みにほっと和む空気が漂い、大規模な銚子漁港とちがって港の近くをぶらぶらしながらカモメを眺められます。






港のはずれにある千騎ヶ岩の標識で曲がると、堤防を歩くことができます。港は漁業の支障にならないようドキドキしながらお邪魔させていただきますが、こちらの堤防は観光用の標識もあるのでちょっと安心。水面にはセグロカモメやカンムリカイツブリ、オオバンなどが泳いでいました。銚子漁港よりも鳥との距離が近くて、自分が思い描く港町はコレコレという雰囲気。近くにある犬岩は波が激しく打ちつける小さい磯で、鳥はおらず。



犬岩と、屛風ヶ浦がある銚子マリーナの間は一旦車道歩き。道幅広く車の往来も少ないので歩きやすい道です。外川駅から銚子マリーナを通しで一目散に歩けば約40分。まぁ鳥見ウォークですから、足を止めつつ気楽に歩きます。


スポットその2は屛風ヶ浦。波で削られた地層がのぞく長い断崖沿いに遊歩道が続き、港とは異なる自然な海辺で野鳥観察が楽しめます。屛風ヶ浦へはバスで銚子駅から10分程でアクセスできるので、こちらを先に回ってもOK。
エリア4は少し広いので、銚電で外川駅まで行き、外川港→屛風ヶ浦と回り、ちばこうバスで銚子駅に戻る (または逆回り) の周回コースがおすすめ

バスで到着した場合は、海に向かって右に見える屛風ヶ浦方向へ。途中ジョビオくんにご対面。芝生の広場から左に進めば堤防の上を歩けます。付近は夏には大賑わいの海水浴場だそうで、のんびり鳥が見れるのは冬ならではですね。


この日は風が強めで波が荒く、残念ながら鳥は少な目。海面は遠くにカンムリカイツブリとオオバンの白黒の点々が浮かぶのみで、前回いた海ガモはおらず…。断崖側の草が茂る場所にはアオジやメジロ、砂浜にはイソヒヨドリや遠くにクロサギの姿が見えました。波が高い日はこういうところにカモがいたりしないかなぁと銚子マリーナの中もちらっとのぞくも、何もいませんでした…。

アクセス: 「銚子」駅より銚子電鉄終点「外川」駅下車、徒歩約7分
おすすめの時間帯: 午前中~昼。漁がある平日は作業の邪魔にならないように注意
出会った鳥: セグロカモメ、オオセグロカモメ、カンムリカイツブリ、オオバン、クロサギなど
アクセス: 銚子駅前バス乗り場5番「名洗・千葉科学大学」行きで 「千葉科学大学・マリーナ前」下車(所要約11分)
おすすめの時間帯: 朝~午前中の人が少ない時間帯
出会った鳥: イソヒヨドリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、オオバン、クロサギ、アオジ、メジロなど

おまけ: 時間が余ったら河岸公園
銚子駅から真っすぐ伸びるシンボルロードを歩いて10分ちょっと。甲板のようなボードウォークの広場からは利根川河口にかかる銚子大橋が望めます。今回は訪れませんでしたが、前回はカモメが飛ぶ姿や、海を泳ぐヒメウ、岸壁のへりを歩くイソシギなどが見れました。
途中の道沿いにある銚子セレクト市場には千葉県のおいしい色々が並ぶので、銚子名物のお醤油や野菜などは帰りがけにこちらで買うのもおすすめ。


ちば観光ナビ: https://maruchiba.jp/index.html
銚子市観光協会: https://www.choshikanko.com/
銚子電鉄: https://www.choshi-dentetsu.jp/
ちばこうバス路線図(PDF): https://www.chibakotsu.co.jp/rosen/map_choshi.pdf?250301
犬吠テラステラス: https://inubow-tt.com/
最後までお読みいただきありがとうございます。山旅・鳥旅の参考になればうれしいです。
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