鳥と実 a Bird Hiker's log

鳥を見ながら山に登る

【鳥旅】銚子ふたたび(2026年1月) | おすすめ探鳥エリア4選①

昨年初めて訪れて楽しかった銚子。港町として抱いていたイメージをくつがえす広大なエリアで、急ぎ足で巡るもメインの銚子漁港ポートタワーには行きつけずに終了…。やり残した感満載だったので、今年も前回と同じフリーきっぷを利用してふたたびカモメの聖地を歩いて探鳥してきました。

 Point

2度の訪問で主要なスポットは全体的に回ることができたので、探鳥に適していると感じた4つエリアをご紹介します。アクセス方法や風景、時間帯、出会った鳥の写真などを交えてお伝えしますので、海沿いバードウォッチングの参考になりましたら幸いです。なお今回も公共交通機関と徒歩での移動のみで行ける範囲内となります

銚子はこんなところ ↓

maruchiba.jp

記事の最後にデータをまとめています(記事中の情報は2026年1月時点のデータ)

銚子への行き方

東京方面からは、大きく分けてJR成田線で成田駅回りで行く方法と、JR総武本線で千葉駅回りで行く方法の2通り。上野~成田間を京成線利用にしたり、東京駅発着の特急しおさいで時間短縮したりといくつか選択肢があります。また東京駅八重洲口から高速バスも出ているようです。

私は今回も「サンキュー♥ちばフリー乗車券」を使ってローカル線を乗り継いで行ってきました。
サンキュー♥ちばフリー乗車券についてはコチラ ↓
https://www.jreast.co.jp/press/2025/chiba/20250821_c03.pdf

アクセスやフリーきっぷについては、昨年の記事もご参照ください ↓

3373cojuk.hatenablog.com


探鳥に適したエリアを4つご紹介

銚子全体は下の地図のような感じ。この中から以下の4つの探鳥おすすめエリアをご紹介します。

  1. 千人塚と夕陽に映える広場
  2. とんび岩と一山いけす
  3. 犬吠埼と君ヶ浜
  4. 外川港~屛風ヶ浦

銚子電鉄とちばこうバスはどちらも本数は少ないので、プランの立て方としては以下のパターンになるかと思います。

  • 事前に時刻表をチェックして上手く組み合わせる
  • 気ままに歩きつつ、タイミングが合えば利用 ← 私はコレ
  • エリアは欲張らず、1~2ヶ所で腰を据えてじっくり探鳥
ご参考までに気ままに歩いた結果は、1日目: 24,600歩、2日目: 21,800歩。歩けば鳥との出会いも増えるし、ふとした路地裏の風景が案外記憶に残るんですよね。左は銚子の町の水路にかかる古い意匠の橋。銚子には洋館風のレトロな建物なども残っていました
 

1. 千人塚と夕陽に映える広場

 目指すはカモメ!! 居並ぶカモメ相手に、判定ゲームにどっぷり漬かりたい

銚子といえば「カモメの聖地」。でも歩いて回ってみるとどこにでもカモメがいる訳ではないとわかります。カモメがいるのは港。漁船から排出される魚のクズ(?)などを目当てにカモメが集まり、近くの岸壁で休むというのがお決まりのパターンのようです。

上: 海面で採食するユリカモメ / 下: 空には無数のカモメたち

銚子漁港は日本最大の水揚げ量を競う巨大な漁港で、周囲はさながら工業地帯のよう。倉庫群が立ち並び大型トラックも行き交うので、作業の邪魔をせず比較的落ち着いてカモメ観察ができる場所となると銚子外港にほど近い千人塚。利根川沿いに伸びる堤防の上に並んでカモメたちが休んでいます。水上にはスズガモカルガモなどカモ類の姿も。

カモメを1羽ずつ判定する地道なゲームが楽しめますヨ…

船や車の往来が頻繁な時間帯は近くの夕陽に映える広場へ。ベンチや東屋もあり、三脚やスコープでじっくり探鳥するにはよさそうなスペースです。たくさんいるカモメたちの中には、珍らしい種類も混ざることがあるそう。ただし遠いので、判定難易度MAXのカモメ類を見比べるには8倍双眼鏡では無理。高倍率の双眼鏡やスコープが必要ですね…。

夕陽の名がつくだけあり、西日が差し込むキラキラの水面に飛び交うカモメ撮影が楽しかったです。最寄りにバス停がありますが、本数はかなり少ないのでご注意ください
 

千人塚 Data

アクセス: JR「銚子」駅よりちばこうバス 川口・ポートセンター行きで「川口千人塚」下車、徒歩2分。または銚子電鉄「本銚子」駅から徒歩約20分 ※どちらも本数は少ない
おすすめの時間帯: 平日は午後遅くから夕方。または漁のない週末なら午前中でも
出会った鳥: セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、ユリカモメ、スズガモ、オオバン、アオサギなど

2. とんび岩と一山いけす

 海鮮料理を食べながらカモメ観察。ポートタワーへもアクセス可能

地図上では「黒生(くろはい)」と記されたエリア付近。人気の海鮮料理店一山いけすの前にあるとんび岩辺りにもカモメが群がる岩礁がありました。窓側の席に座れれば、お店の中でおいしい海鮮をいただきながらカモメオオバンセキレイなどを観察できて楽しいランチタイムに。ただし人気店のため土日は混雑必至かと…。

運よく窓際の席♪ ちらし寿司をいただきました。新鮮なネタはもちろんのことお吸い物が美味しくて、和製コンソメと呼びたい。右は店内の窓越しに見えたカモメたち。ポートタワーに向かう途中で見つけた嘉平屋さんも気になります
 

この辺りでもイソヒヨドリがよく見られました。消波ブロックの上など目立つところにとまってくれて見つけやすい。エメラルドグリーンのように羽色が輝いて岩にとまったので、光線によると緑色っぽくも発色するんだなぁと双眼鏡でのぞいてみたらカワちゃんでした。水色+オレンジで配色もにていますよね。笑

海が似合うイソヒヨちゃん
カワちゃん。イソヒヨの擬態ではありません / ニホンスイセンがいい香り

ここから30分ほど歩いてポートタワーへも行けますが、探鳥的にはがんばって立ち寄らなくてもいいかなぁと感じました。新鮮な魚介類が買える市場のウォッセ21と展望タワーがあります。車道は道幅が狭いところもあり、大型トラックも通るので散歩向きの道ではありません。途中のファミリーマートの角を曲がった先から入る夫婦ヶ鼻公園がポートタワーまでつながる遊歩道になっています。

 
 
魚の絵の飾りタイルや石碑などもある公園ですが、立ち並ぶ倉庫群裏手の鬱蒼とした感じの場所。平日午後は誰もいなく足早に通り過ぎましたが、アオジほかカサカサと鳥の気配は結構ありました
 

倉庫群の屋根にアオサギ先輩
とんび岩 Data

アクセス: 「銚子」駅よりちばこうバス (海鹿島・黒生循環) 「とんび岩」下車、徒歩約3分。または銚子電鉄「西海鹿島」駅から徒歩約15分 ※どちらも本数は少ない
おすすめの時間帯: 正午~午後。近くに海鮮料理店があるのでランチを兼ねて訪れるのがおすすめ
出会った鳥: セグロカモメ、ウミネコ、イソヒヨドリ、オオバン、ウ、ハクセキレイ、アオジ、クロサギ、アオサギなど

エリア3. 犬吠埼と君ヶ浜と4. 外川港~屛風ヶ浦は後編に続きます 

Trip Data

ちば観光ナビ: https://maruchiba.jp/index.html
銚子市観光協会: https://www.choshikanko.com/
銚子電鉄: https://www.choshi-dentetsu.jp/
ちばこうバス路線図(PDF): https://www.chibakotsu.co.jp/rosen/map_choshi.pdf?250301
犬吠テラステラス: https://inubow-tt.com/

最後までお読みいただきありがとうございます。山旅・鳥旅の参考になればうれしいです。

「山旅・鳥旅」の記事一覧 →  

Instagramも日々投稿中! →  

野鳥刺繍のお店 ToRi to me \ Please visit☺ /→  

こちらの記事もどうぞ ↓ 

3373cojuk.hatenablog.com