鳥と実 a Bird Hiker's log

鳥を見ながら山に登る

【鳥日記】冬の河川敷は楽しい♪

この冬、河川敷探鳥の楽しさに目覚めました。

私の河川敷デビューは4月のドピーカンの日。4月といえど近年は照りつける太陽光が半端なく、日影がほとんどない広いフィールドを歩き回る内に熱中症気味になったせいで、河川敷のイメージはよくありませんでした。

それが年明けの河口湖旅で道路脇の何でもないボサボサの藪をのぞいたところ、たくさん鳥に会えたことから藪に目覚め、いつもの里山歩きの途中の河原でも藪チェックを始めるように。そして、ついに憧れのベニマシコを発見!

2度目の出会いで写真に収められました (入間川)

バードウォッチャーが集う探鳥地じゃなくても、ただのその辺の藪にいるんだと開眼し、この冬は河川敷に通っています。

メジャーな探鳥地以外の場所も含まれるので、今回は河川名だけ記載します
 

冬の河川敷の魅力

  • 冬ならば、日影が少ない河川敷は逆に日当たりがよくポカポカ。風のない日が吉
  • 水の上には渡りのカモたちも来ていて、水鳥観察もできる
  • 夏には背丈程の高さに繁茂している草が枯れて低くなっているので、鳥観察がしやすい目線に
  • 有名な探鳥地と違い、広い川べりなのでカメラマンさんがずらりと取り囲む環境を避けられる。自分だけの穴場を探す楽しみも♪
人混みが苦手なのでたくさん撮っている方がいると逃げます(笑)。逆にお一人で撮っている方も邪魔してはいけないので離れます。場所選びにもクセあり…
 

河川敷で見られる鳥

ホオジロ系

河川敷の藪によくいるのはホオジロの仲間たち。ホオジロアオジカシラダカオオジュリン(?)もいました。

藪の中で安心して落ち着くカシラダカ (入間川)
その他の小鳥たち

一番よく見かけるのはモズ。目立つところににとまっていることが多く見つけやすいです。同じくジョウビタキも開けたところにもとまるし、飛んだときのオレンジ色でわかりやすい。河原だけにカワラヒワの群れもいますね。笑

鈴なりのカワラヒワ (多摩川)

そして、今年はじめて出会えたベニマシコ。最初の出会いは多摩川。ちなみに2回とも何でもない河原の藪で見つけました。

ベニマシコ (入間川) 背中の模様もキレイ
水辺の鳥たち

もちろんカワセミにもよく会います。都市公園のように近くでじっくり観察とはいきませんが、広々とした場所にいるカワセミは野鳥っぽい(笑)。あとはセキレイも岸辺の石や堤防の上をよくピコピコ歩いています。そういうところを見ていくと、たまにイソシギイカルチドリなどのシギチが見つかることも。サギも定番。奥多摩まで繰り出せばカワガラスの姿もありました。

華麗なアオサギ先輩 (高麗川) ※昨年撮影

水の上にはオオバンや、マガモキンクロハジロコガモなどの渡りのカモたちがよく見られますが、面倒がらずに双眼鏡でいちいちチェックしてみると実は珍しいカモだったりすることがあります。先日はミコアイサを見つけました♪

ミコアイサは警戒心が強いので藪に隠れて撮影。藪、大活躍! (多摩川)
空も忘れずに!

つい地上ばかりを見てしまいますが、ふと空を見上げると頭上に猛禽が飛んでいることも。とはいえずっと上を見ながら歩くのも難しいので、カモやセキレイたちが首を曲げて上空をチェックしているのを目印にする手もアリです。でも、たいていは何を警戒しているのかわからないのですが…。

頭上で旋回するトビ (入間川)

猛禽は判別が難しいので、とりあえず写真に撮っておいて家で確認するようにしています。ボケボケの小さな写真でも意外とヒントがあるものです。

チェック用の写真。ノスリ?まさかミサゴ?? (入間川)

鳥を見つけるポイント

楽しい河川敷探鳥ですが、枯れ野のだだっ広いフィールドには一見何もいなさそうに感じます。特にホオジロ系は枯れ草の中に埋もれると至近でも見つからない…。

そんな場所での鳥探しのヒントとなるのは ↓

鳴き声

ホオジロ系はチッチッやチチチなど、どのコも同じような鳴き声。割と小声なので慣れるまではキャッチしづらいですが、耳が馴染んでくればこの辺に何かいるなと足を止められるようになります。カモやカワセミも声で存在に気づけますね。

飛んでいったところを確認

フィールドを広い視野で見ているとたまに鳥が飛ぶので、目で追って降りた先を見届けて、近くまで移動して探します。

またカーブを曲がった先や原っぱなどにうっかり踏み込んで、そこにいた鳥たちを飛ばしてしまった時も、しばらくじっとしているとまた戻ってきてくれることもあります。

元々そういう場所に踏み入れる時はそぉっと静かに!(← と自らに言い聞かせる)
 

地面に降りてお食事していたカシラダカ (入間川)
高いところから見下ろす

土手の上などから見下ろすポジションも、藪の上に乗っている鳥が見つかりやすいです。車が通らない遊歩道や、広い歩道があり通行も少ない場所が、落ち着いて鳥探しができるのでオススメです。

ただ、このポジションは背景をぼかした写真が撮りにくいのが難点。この場合は撮影よりも観察が向いているかもしれません。先日は里の河原で地鳴きがするので見ていたところ、ミソサザイだったことがあります。

逆に水際まで降りられる場所では、ローアングルからセキレイなどを撮るとなかなか良い具合に写ります。

ハクセキレイ (高麗川) 低い位置から撮ると水がキラキラに
最近は物騒な事件も多いので、住宅にはカメラや双眼鏡を向けない・すれ違う時に軽く会釈するなど気をつけています。つい山のクセで「こんにちは」と声が出てしまい怪訝な顔をされることも。きっと「誰だっけ?知り合い?」と戸惑っておられると思います。スミマセン…
 

珍しいカモとの出会いもありました♪

この冬、河川敷で出会えた鳥さんたち

河川敷の藪と原っぱ:
アオジ
オオジュリン?
カシラダカ
カワラヒワ
ジョウビタキ
トビ
ホオジロ 
ベニマシコ😊
モズ

河川敷の水辺:
イソシギ
カワガラス
ミソサザイ

渡りの水鳥:
オオバン
オシドリ
カンムリカイツブリ
キンクロハジロ
コガモ
マガモ
ホオジロガモ
ホシハジロ
ミコアイサ

いつものメンバー:
カイツブリ、カワセミ、アオサギ、コサギ、セキレイ3種、ガビチョウ、コゲラ、カラ類など
凡例: 😊はじめまして。👂聞こえた鳥

Today's Data

探鳥場所:東京近郊の河川敷
時間帯:朝~日中
天気:晴れ。風のない日がオススメ。強風の河川敷はさらに風が強烈に…

最後までお読みいただきありがとうございます。野鳥観察の参考になればうれしいです。

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