
今年こそは♪と紅葉の安達太良山登山を計画。都合により紅葉終盤の10月下旬となりましたが、紅葉シーズンが遅れ、ちょうど見頃に重なり嬉しい誤算。
期待に胸を膨らませていましたが、前日夜から小雨。朝には上がり山には登れたものの濃霧と強風で何も見えず…。闇鍋ならぬ、闇山?自分がどんな山に登ったのかさっぱりわからないままの下山となりました。
というわけで、登山道のレポがメインとなります。よろしければお付き合いくださいませ。(登山歴はプロフィールをご参照→ )
安達太良山はこんなところ ↓
記事の最後にデータをまとめています(記事中の情報は2024年10月時点のデータ)
安達太良山までの行き方
福島県の磐梯朝日国立公園にある安達太良山の最寄り駅は、JR東北本線の二本松駅。ここからバスが出ていますが、平日は行き帰りとも各1本なので要注意。
行きの便は朝8:13二本松駅発。早朝に都内を出発すればギリギリ間に合いますが、今回は麓の岳温泉に前泊。安達太良山への「奥岳登山口」行きバスは岳温泉も経由し、所要時間20分程で到着。
なお帰りは奥岳登山口発16:15。ちなみに二本松駅から岳温泉までのバスは1時間に1本程度あります。

なお紅葉シーズンは土日祝日限定のバスのほか、ロープウェイ(以下RWと略します)券とセットのタクシーもあるようです。運行スケジュールを事前にご確認ください。
アクセス詳細はコチラ ↓
https://www.adatara-resort.com/green/traffic.stm
ロープウェイからが一番キレイな眺めでした…
岳温泉からのバス
岳温泉のバス停は屋内の待合所があり、隣には観光案内所も。紅葉シーズンですが、雨のためバスはガラガラ。雲の合間から一瞬青空がのぞき、期待を込めて車窓の紅葉を眺めている内に到着。
え?ロープウェイ、休止中・・・

到着したら青空が見え、オレンジ色に染まる周囲の山々の景色も素晴らしく、意気揚々とRW駅に向かうも「強風のため休止中」の看板が。山麓駅ではあまり風は感じませんでしたが、山頂駅付近の突風のため休止中とのこと。ガーン!!!(←古い!)
想定外のことに、とりあえず写真を撮りつつ気持ちを静めていると、スタッフさんに動きがあり、試運転が開始。どうやら運行しそうな気配なので列に並ぶと、チケット売り場が開き、無事に乗ることができました!

トイレ情報
訪れた2024年10月末現在で、RW山頂駅のトイレが故障中で使用不可。中腹のくろがね小屋も建替工事中のため、RWに乗る前に必ずトイレを済ませましょう!
なお、くろがね小屋の近くに携帯トイレ用のブースが設置されているそうで、携帯トイレキットはRW駅で販売がありました。
見事な紅葉の眺め

RWの窓からは絶景の紅葉。オレンジ色をメインに、赤や黄色、濃い緑色などのグラデーションが美しい。1人で乗れたので、ワォーと歓声を上げながら見とれました。

登山道の様子
まずは展望台へ
歩き始めてすぐに分岐があり、5分程でRWが見下ろせる展望台に出ました。狭くて岩がゴツゴツして足場も悪いので要注意。とりわけ絶景が見えそうな場所に三脚をドッシリ構えたカメラマンさんがいてそっち方面の景色が見られなかったのが残念…。

登山道序盤は木道
元来た道を戻り、いよいよ安達太良山へ。歩きやすい木道ですが、木々に囲まれて眺望はありません。山頂駅より上はもう落葉が始まっていました。


アップダウンも少なく快適に歩いていくと、大きな岩が転がる広場に到着。ここで休憩している方もいました。
中盤は岩と段差とぬかるみ
この辺りからは土の道に。事前にチェックした動画でもぬかるみがちな様子でしたが、昨日の雨で余計にひどい状況。道幅は狭く時折木の枝が張り出していて、足元ばかり見ていたら頭をぶつけました。


大きな岩をグイッと登ったり、倒壊した木組みを乗り越えたりと、次第に荒れた道に。手を使う場面も多く、濡れたり土で汚れたところを触ることも。


後半は火山岩でガレガレ
岩と木組みのドロドロゾーンを抜けると、溶岩石が転がる環境に。ここから先は樹林帯が終わり、強風と霧雨が一気に吹きつけてきました。


視界が悪く、岩に付けられたマーカーを頼りに進みます。足元はガレた小石の道ですが、それほど歩きにくい感じではありませんでした。浮き石には注意。景色も何も見えない中、黙々と進んでいくと、前方に霞む標識が。

安達太良山はどこ??

近づいたら山頂直下にある分岐。どうやら到着したらしい…。でも、濃霧で山頂の影も形もわからず。乳首(ちちくび)と呼ばれる頂上があるはずだけど、ドレデスカ?

前方を確認しながら取りつくと、短いはしごと鎖があり、あまり経験がない私でも基本を思い出しながら慎重に登れば問題ありませんでした。
ほどなく小さな祠に到着。遮る物のない頂上は爆風!何も見えないけど証拠写真だけ撮り、早々に下りました。

濃霧の危険性
実は下りてくる際に、方向を間違えていました。だだっ広くガレて滑りやすい斜面に気を取られてマーカーを確認し忘れていたんです。
すぐに気づき見回した所、さっきの標識が見えて軌道修正できましたが、こういう状況で道迷いが起こるんだなぁとヒヤリとしました。
下りはスリップ注意!
下山してきた方の情報では馬ノ背方面は爆風とのことなので、爆裂火口はあきらめ、休憩も取らずにそのまま下山することに。

慎重に下りましたが、結局1回滑ってお尻を擦りました。下山後に確認したらそれほど汚れていませんでしたが、帰りのバス停には盛大に転んだのかウェアがドロドロの方が…。ご本人も気にしている様子でお気の毒でした。
私は最初からレインの上下だったので、泥はねと湿ったウェアを着替えられました。晴れだけじゃなく色々な天候で登ると経験値が増えますね。

靴洗い場あり
靴洗い場は3ヶ所もありました。RW乗り場階段下と、レストハウス・奥岳の湯の入り口脇です。安達太良山はオレンジ色の粘土質なので、余計に目立つ気がします。帰宅後も泥汚れのメンテが大変でした…。


奥岳の湯、サイコー
RW山麓駅に戻ってきて、まずは温泉へ。隣に奥岳の湯という立ち寄り温泉があるんです♪

風雨でボサボサの髪を洗い、冷えた体も温泉でポッカポカ。にごり湯の露天風呂はインフィニティプールのようで、美しい紅葉の森が眺められて最高に気持ちよかったです。
安達太良山は、登山初級者の私にはちょうど良い登りごたえの山でした。いつもはスタミナ不足で休んでしまうのですが、斜面と平坦が交互に来るので休憩なしで登れました。あいにくの天候でしたが登山者もそこそこいて安心だし、濃霧登山の経験にもなりました。鉄山方面の爆裂火口の絶景はまたのお楽しみに!
安達太良山標高1,700m
ルート: RW山頂駅 → 安達太良山 (ピストン)
コースタイム約3:10、距離約4.9km、累積標高差のぼり/くだり約350m (Yamap実績値)
岳温泉観光協会 : https://www.dakeonsen.or.jp/
あだたら高原リゾート: https://www.adatara-resort.com/green/
最後までお読みいただきありがとうございます。山旅の参考になればうれしいです。
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