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【山旅・鳥旅】秋の気配が漂う苔の森へ-北八ヶ岳白駒池と高見石(2024年9月)

8月はスケジュールとお天気と体調が噛み合わず…。このままでは夏が終わってしまうと天気が良さそうな8月末に予約した白駒池からの山行でしたが、超低速台風「サンサン」が居座ったせいで結局キャンセルすることになり、1週間遅れでルートを変更して行ってきました。

今回は苔の森で有名な白駒池を散策後、高見石に登ります。白駒池はバス停から歩いて15分程度で到着し、1周約45分の木道の散策路を巡って、途中にある山小屋でランチやデザートを楽しむことができます。

高見石へは岩ゴロゴロの急な斜面を登るコースと、比較的なだらかな山道のコースがあり、最後は手足を駆使してグイグイ登った先の展望台からは360度の眺望が。急坂コースは滑りやすく登山靴が必要ですが、なだらかな方は初心者向けのハイキングコースとして楽しめます。

白駒池はこんなところ ↓

yachiho-kogen.jp

記事の最後にデータをまとめています。

白駒池までの行き方

北八ヶ岳に位置する白駒池への行き方は、

  • 新宿から特急あずさで茅野駅下車、アルピコ交通のバス利用 (期間中は毎日運行)
  • 北陸新幹線の佐久平駅から千曲バス利用 (土日等の指定日運行)

があります。どちらのバスも基本的に夏から紅葉シーズンに限っての運行です。

バスの詳細はコチラ ↓ 
アルピコ交通ー麦草峠線
千曲バスー白駒線

佐久平から行く方が30分程早めに到着できるので、行きはこちらを選択。白駒池まで1時間半ほどかかるため佐久平駅でトイレに寄っていたら、バスに並ぶのが最後尾に。数席を残して座れましたが、これから人気の紅葉シーズンともなるとバスは超満員になるのでは?と思いました。ちなみに普通の路線バスタイプの車両でした。

バス停は佐久平駅蓼科口から階段を下りてロータリー左側です。2列あり、1つは高峰高原行きのJRバスの列です。右側の白駒池方面行きの看板の方に並びましょう!
 

バス運賃は、白駒池まで1,990円(2024年9月時点)。この微妙な価格設定では全員両替で、降車までにすごく時間がかかりそうと心配しましたが、車掌さんが大量の10円玉を用意していて、2,000円を出すとお釣りを手渡してくれるシステムでした。


まずは白駒池を散策

入り口から広がる苔の森

「白駒の池」の看板がある入り口から一歩入ると、一面苔で覆われた別世界。湿気を帯びた苔とシラビソの濃い森の香りに思わず深呼吸。足元には様々なキノコが顔をのぞかせます。9月の始め、都内はまだ35度もあるような気温ですが、苔の森はすでに秋へと移行中。

足元は歩きやすい広い木道で、周囲を見回しながらのんびり進むと、青苔荘と白駒荘の分岐に到着。今回は青苔荘方面から白駒池を一周します。

青苔荘前にボート乗り場があり、ここからの白駒池の水面に映り込む木々の景色が美しく、これはやっぱり混雑覚悟で紅葉シーズンにも来てみたいなぁと思いました。

周遊路は少しだけアップダウンあり

ここから道は細い木道に変わりますが、整備されていて歩きやすく、周囲を深い苔の森に囲まれた緩やかな上り下りのある木道歩きにワクワク。背の高い針葉樹林から木漏れ日が柔らかく差し込み、メボソムシクイやカラ類などの小鳥の鳴き声を聞きながらの気持ちのよい散策コースでした。

途中でニュウとの分岐があるので間違えないように注意して、白駒荘まで約1周。白駒荘ではカレーなどのランチメニューも楽しめますが、私はソフトクリームを♪ ミルクのコクがしっかりしていて美味しかったです。

白駒池の水辺の景色を見ながら休憩

白駒荘でトイレをお借りして、この後は高見石まで登ります。

トイレ情報

トイレは白駒池バス停の他、白駒荘や高見石小屋でもお借りすることができます(青苔荘は確認し忘れました)。どこもチップ制。白駒荘は山小屋内にある綺麗なトイレでした。高見石小屋では利用していませんが外トイレで、古き良き山のトイレっぽい香りがしていました。。

高見石は眺望抜群

ルートは2つ

高見石へのルートは白駒荘を挟んで2つあり、傾斜が緩く登りやすいルートと、岩がゴロゴロ重なった急坂ルート。せっかくなのでどちらも歩いてみようと、行きに急坂、帰りはなだらかなルートを選択。

急坂ルートは岩ゴロゴロで登りづらい!

高見石に向かって左側が急坂ルート。白駒荘から一旦もと来た道を戻ると分岐があります。

入り口に「スリップ注意」の看板がある方が急坂ルート
 

上り始めは岩がゴロゴロしているけど土の部分もあり、この位なら大丈夫そうと思っていると、ほどなく急登スタート。大きな岩をヨイショと時には手を使いながら上ります。岩肌は苔むしていて滑りやすいので要注意!

別のポイントの写真ですが、こんなイメージの道です

こちらのルートは下りに使う方が多い印象でしたが、濡れた大きな岩を下る方がスリップが怖そうなので、急斜面でキツイものの上りで使って正解と個人的には思いました。

高見石小屋に到着!

コースタイム(35分)よりだいぶ時間がかかり、ようやく高見石小屋に到着。名物揚げパンは土日は5個セットのみだし、さっきソフトクリームを食べたばかりなので、早速テラスの角にある荷物置き場にリュックをデポして、サコッシュとカメラだけを持って高見石へ。

高見石小屋前の広場は腰かけられる丸太などもあり、大勢のハイカーさんで賑わっていました
 

高見石は積み重なる大きな岩を手足を使って登ります。先ほどまでと違い、岩の表面に苔がなくて滑らないので、意外とサクサク登れましたが、前を行く年配の方は手も足も出ない様子で途中で引き返していかれたので、苦手な方には厳しいのかもしれません。

頂上からは周囲が360度見渡せ、風が抜けて爽快!朝のうち快晴だった空は、昼を過ぎて雲が出てしまい遠くの山の眺望はありませんでしたが、スタートした白駒池がはるか下にぽっかり見えました。

下山は緩やかルートで

ちょうど人が途切れたので、頂上の特等席に腰を下ろしてのんびり景色を眺めてから下山開始。帰りは逆側の緩やかな斜面のルートで下ります。

高見石周辺は、中山や渋の湯、丸山経由で麦草峠方面など、コースが入り組んでいるので間違えないように道標をしっかり確認しましょう!
 

下りルートは「カモシカの森」という名前でした

行きとは打って変わり、こちらは木道も敷かれた歩きやすい道。サクサク下ってきて、白駒の奥庭から麦草峠方面に抜ける予定でしたが、バスの時間がちょうど間に合うかどうかというタイミングだったので、安全に白駒池バス停から乗ることにしました。

今回、帰りは茅野駅方面に下ります。まだ30分以上前だし大丈夫だろうと思いきや、すでに15人くらいの行列が。始発の麦草峠からの乗客もいるので、本当にギリギリで席を確保できました。所要時間は約1時間10分。ハイキングの後立ったまま1時間以上は結構辛いので、座れて助かりました。

奥庭方面にも少し足を踏み入れたら素敵な景色でした。今度はしっかり時間配分して奥庭も散策し、麦草峠から始発のバスに乗るのがよさそうです
 
Trail Data

高見石標高2,249m
ルート: 白駒池バス停 → 青苔荘 → 白駒荘 → 高見石 → 白駒池バス停
標準コースタイム約2時間10分、距離約5km、累積標高差約235m
白駒荘: https://yachiho-montblanc.com/
高見石小屋: https://takamiishi.com/

最後までお読みいただきありがとうございます。山旅・鳥旅の参考になればうれしいです。

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